四季流キリストの受難 県内公演中
劇団四季のミュージカルの原点とされる「ジーザス・クライスト=スーパースター」の全国公演が始まりました。県内ではすでに富士と浜松で開かれ、意外な演出が来場者を引き付けました。(宮)
音楽は「キャッツ」「オペラ座の怪人」のアンドリュー・ロイド・ウェバー。エネルギッシュな群舞をロックのリズムに乗せて、予想に反して重すぎない感じ。演出の浅利慶太さんも言う通り「難しいと思われそうだけど、誰でも楽しめる」内容です。
浅利さんが2つのオリジナル演出を手掛けたことも特徴の一つ。今回の「エルサレム・バージョン」は、荒野の土ぼこりが客席まで舞ってきそうな迫力。一方の「ジャポネスク・バージョン」は、歌舞伎の隈取りメークや和楽器の演奏で彩る日本の様式美が見られます。今回の全国68公演は全てエルサレム・バージョンですが、両方を比べてみるのもぜいたくな楽しみ方です。
県内公演は、3日に静岡市民文化会館でもあります。
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