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「川根ケチャック」=「たたけたけ」

 川根本町在住の造形作家日詰明男さんが考案した、数学の黄金比を基にした打楽器音楽「たたけたけ」のワークショップと演奏会を行う「かわね 秋のたたけたけ祭り」が13~15日、川根本町で開かれます。
 筆者は、連載「音楽の現場」で日詰明男さんを取り上げた2年前からその活動を注視しています。14日のワークショップは誰でも参加可能。摩訶不思議な音楽を実際に体験するチャンスです。(橋)

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 「たたけたけ」は「タタケタケ」とも表記します。楽器は周辺から切ってきた竹に、切れ込みを入れたもの。すべて手作りです。演奏者はこれを前において、手製のバチでポクポク叩きます。
 
 数人から数十人をいくつかのグループに分け、それぞれが黄金比に基づいた、違ったリズムを刻み続けます。休符がピタッと合ったり遠ざかったり。違ったリズムを叩いているのに、心地よい揺らぎが生まれます。これは、体験してみないと分からない快感かもしれません。

 2年前の取材時には、静岡市美術館のロビーで飛び入りを含めた約50人で、圧巻の演奏を繰り広げました。
 
 14日はフェスティバル形式で、午後1時から次々演奏者が登場します。トリのバンドOZMO(オズモ)は、「たたけたけ」を演奏に取り入れる模様。最後には観客も参加しての「自由演奏」といううわさも。
 
 会場は「山の畑のslow CAFE 風工房」。問い合わせは080(5475)9053へ。

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