せせらぎ造りに工夫 富士の秋山さん邸
9月5日夕刊「庭ある記 静岡のオープンガーデン」で訪ねたのは、富士市の秋山さんが造った「せせらぎがある庭」。7メートルほどの流れに、味わいを引き出す工夫があります。(宮)
水源は富士山の溶岩で作った水鉢に引いたホースから。もちろん、そのあたりは見えません。
急流になりすぎない沢は、微妙な段差から心地良いせせらぎが聞こえます。水が落ちたり、流れが速まったり、耳を楽しませてくれるポイントが何カ所かあります。
一番下流では、土に埋め込んだ水がめへ。こちらも竹すだれで目隠し。水はポンプで上流に戻し、ゆっくり循環しています。
ずっと秋山さんの理想にあったという清流がある庭。駐車場を見直して改装したそうです。いつかきっと、とイメージを持つことは、庭と向き合う時間を充実させてくれそうです。
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