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古民家に古書がいっぱい「秋の探書会」

 静岡市葵区中ノ郷の登録有形文化財「鈴木邸」で9月27日、「秋の探書会」が始まりました。古民家の中に古書がいっぱい。トークセッションも約40人の聴衆を集める盛況でした。
 28日も午前10時から午後5時まで開かれます。(橋)

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 これが4回目。静岡県内の6古書店が参加し、広いお屋敷の中で児童書や写真集など、レアな書物を手に取ることができます。

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 1日目の呼び物は、同邸当主の鈴木藤男さん、あべの古書店の鈴木大治さん、戸田書店本店仕入部部長の藤浪哲也さんのトークセッション。鈴木藤男さんは元新潮社。版元、古書店、新刊書店の当事者が集って、本について語り合いました。
 話題は書店員、本屋大賞と静岡書店大賞(http://sstaisyou.eshizuoka.jp/)、本や書店の未来像など多岐にわたりました。鈴木大治さんが「本は暗黒。開いて見るまで何が書いてあるかわからない」と話し、トークを締めました。

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 コーヒーや惣菜、洋菓子など飲食の出店もありました。

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 おすすめの本を持ち寄る「ブクブク交換」(http://bukubuku-shizuoka.net/)。お気に入りの本を持ち込んだ参加者8人が、見学者が見守る中で語り合いました。

 28日は午後2時から朗読会が行われます。長谷川哲夫さん、あべよしみさんが登場します。会場の住所は静岡市葵区中之郷249。問い合わせは〈電054(296)0056〉へ。駐車場もあります。

 

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