木組みが楽しい「袋井市 風見の丘」
29日付朝刊の月曜隔週連載「21世紀建築」で、袋井市の健康増進施設「風見の丘」を紹介しました。天井の木組みが楽しいプール、開放感あふれるスペース・・・居心地の良さを大切にした建物です。(の)
天井の木造トラス構造が目を引くプール。このトラス構造の中をくぐり抜けて歩ける通路があります(関係者に許可を得て撮影しました)。木組みが目の前に広がり、とても迫力があります。木材は集合材で、接合に使われた金属も隠すように加工してあるなど、細かなところも手が込んでいます。平屋建てだからこそ木造加工が可能になり、軽い木材の利用とトラス構造を組み合わせることで耐震性も高まります。
エントランスとプールの間は一面のガラス。開放感を高める一助になっています。建物の隣にある多目的グラウンド利用者も休憩できます。
フィットネス室側からトレーニングルームを見ると、間に小さな部屋があります。子供が遊べるスペースでもあり、中の活動を見守るスペースにもなっています。
風見の丘は市民でなくても利用可能です。この木組みを見ながら背泳ぎしたら、泳ぐ距離も伸ばせそうです。
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