静岡新聞　文化生活部記者ブログ「くらしず」　紙面にプラス、こぼれ話いろいろ

　９月２６日夕刊「とんがりエンタ」に掲載した米ニューヨークのアーティスト、Mike Ming（マイク・ミン）さんの個展「Connecting the Dots」。ミンさんと個展開催地の浜松には、意外な縁があるのです。（橋）

　記事の取材時には決まっていなかった写真家若木信吾さんとのトークショーの日程が決まりました。１０月４日、午後３時から展覧会が行われているBOTANICAで行われます。

　若木さんは浜松市出身で、マイク・ミンさんとは旧友。BOTANICAと同じKAGIYAビルにある写真専門書店「BOOKS AND PRINTS」のオーナーです。ミンさんが浜松で個展を行うことになったのは、若木さんの存在も大きいようです。

　トークでは２人でアメリカ大陸を横断したときや、ニューヨークでの生活に関するエピソードが聞けそうです。分野の異なる２人の芸術家が、アートへの考え方をぶつけ合う場になりそうです。

　詳細はBOTANICAのフェイスブックページを参照してください。

　ミンさんと浜松のつながりがもう一つ。

　ミンさんは横浜が拠点のフットボールブランド「LUZ e SOMBRA（ルース・イ・ソンブラ）」のウエアデザインに関わったことがあります。同ブランドのディレクターSohshiさんとニューヨークで意気投合したことがきっかけだそうです。サーフィンとともに、フットボールも愛するミンさんの多面性が表れたエピソードと言えるでしょう。

　この「LUZ e SOMBRA」、今年４月から、浜松を拠点にするフットサルチーム「アグレミーナ浜松」のユニホームサプライヤーになっています。
　トークショーが行われる４日午後２時、浜松アリーナではアグレミーナのホームゲームが行われます。時間帯がかぶっていますが、浜松市内でブランド関係者と巡り合ってもおかしくありません。

　国境を越えて知り合った２組が、不思議な縁に導かれて浜松で邂逅。なかなかロマンチックではありませんか。

　そもそも･･･両者は、このことに気が付いているのでしょうか。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

静岡新聞社文化生活部ツイッター　⇒⇒⇒　https://twitter.com/ats_bunka?lang=ja

「彩々プラス」の更新情報もお伝えしています。