「静岡ロックンロール組合」静岡市でライブ
1970年代に静岡市の高校生らが結成し、「東の村八分」「早すぎたRCサクセション」などと形容されたバンド「静岡ロックンロール組合」。一昨年3月、主要メンバーのシャンさん(ボーカル)と近藤良美さん(ギター)の追悼名目で約40年ぶりに静岡市でライブを行いました。
11月3日、そのとき以来のライブを同市で行います。(橋)
悲しいことに、今回も追悼企画。昨年11月11日に亡くなった「ビッグ・チャーリー」こと森下均さん(享年60)ゆかりのメンバーが集まります。
森下さんと言えば、「静岡ロックンロール組合」唯一のCD作品「永久保存版」で、ブルースフィーリングたっぷりのしゃがれた歌声を聞くことができます。前述のライブでも、健在ぶりを見せつけていました。
発起人の藤浪保彦さんは今回のライブの企画資料で、「この国で『ブルーズ』が認知される前にブルーズ・バンドを結成。担当したヴォーカルはGS以降の新しい波動を静岡に起こし、同時に手掛けたリトル・ウォルター直系のハーモニカは、のちにウィーピング・ハープの異名を取る妹尾隆一郎よりも先んじていました」と記しています。
当日は森下さんが組んだ最後の楽団「チャーリーのバンド」(ボーカルは元キャデラックの米森正樹さん)、「フライング・ワンダー」、「本田史郎グループ」が出演。「組合」の原型とも言える「ビッグ・チャーリー・アンド・ヒズ・ブルーズ・バンド」も登場します。特別ゲストにいとうたかおさんを迎えます。
▼会場 「ライブハウスケントス静岡」 静岡市葵区両替町2―7―1両替町ビル5階054(251)8585
▼時間 午後4時開場、5時開演
▼料金 前売り3000円、当日3500円(ともに1ドリンク付き)
▼問い合わせ カルネ 090(1815)2337
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