フリースタイルフットボールの全国大会
１０月９日夕刊「とんがりエンタ」に、９月２３日に静岡市葵区の駿府城公園で開催されたフリースタイルフットボールの全国大会「Ｆ―４ ２０１４ファイナル」のリポートを掲載しました。１２人の選手が足さばきを競いました。（橋）
約３００人の観客を沸かせたのは、優勝者のＨｉｒｏ―Ｋさんだけではありません。
当日予選２位でエントリーしたにぎりーにょさんは「かぶりもの」の関係で、上半身のトリックが著しく制限されているにも関わらず、見事１回戦を突破。背面にボールを置いたリフティングやクラッチが見事でした。
当日予選４位のラーメンマンさんの見せ場はヘッド・ストール。頭にのせたボールを、バランスを取りながらキープします。自らの「弁髪」をつかみ、ボールの下をくぐらせるという「離れ業」に、会場からどっと歓声が上がりました。
決勝戦は審査員が「しなやかさ」対「マシンのような正確さ」と評した、昨年の準決勝の再現。気負いが目立ったＫｏ－ｓｕｋｅさんに対して、終始自分のペースで演技したＨｉｒｏ―Ｋさんに軍配が挙がりました。
表彰式でＨｉｒｏ―Ｋさんは「僕らは３０～４５秒のルーティンを作るために、半年から１年、毎日時間をかけて練習している。フリースタイルフットボールを応援してほしい」とアピールしていました。
大会を主催したＮＰＯ法人カンテラの大石優貴理事長は「たくさんの笑顔を見られて、報われた気持ちになった」。５回目の大会を終え、「ボール１個で仲良くなれるフリースタイルは、言語や人種を越える力がある。もっともっと、魅力を広めたい」と意気込みを語りました。
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