トップページ >08)12カ月のハンドメード >12カ月のハンドメード(7) ブーケ

12カ月のハンドメード(7) ブーケ

 ドングリや松ぼっくりを使ったブーケを、富士市の井出英里子さんに紹介していただきました。紙面では紹介しきれなかったデコレーションのポイントを、こちらで詳しく解説します。(長)

紙面イメージ.jpeg

ブーケ写真.jpeg

 

 まず、飾り付け用の素材。ドングリや松ぼっくりの他に、花のような形が愛らしいブナの実やクルミなどもおすすめです。アジサイをドライフラワーにしたものや、冬に見かける赤い実を添えてもナチュラルな雰囲気に仕上がります。クリスマスシーズンになったら、クリスマスツリー用の飾りをひとつ取り入れると、立派なクリスマスオーナメントに早変わり。紙面に掲載された写真で、奥に写っている作品には、生花も使っています。あまり難しく考えず、毎日のくらしの中で素材探しを楽しむことが一番のポイントです。

 井出さんによれば、飾り付けのこつは、「飾りすぎないこと」。リースの大きさに対し、一番大きい素材の大きさが3分の1程度になるのが理想。同じ素材をいくつも使う場合は大、中、小とサイズを変えて配置するなど、めりはりが重要とのことでした。また、完成形は「ドーム型」になるようにすると、見栄えがいいそうです。

 土台がきっちりしているので、形を崩すことなく、いろいろなアレンジができます。花束をつくる要領でラッピングしてみたり、小さなサイズで作ってブローチにしたり…と、自由に楽しんでください。

 専門学校でフラワーデザインやグリーンコーディネートを学び、花屋での勤務経験もある井出さん。そのセンスはなかなかまねできませんが、教えていただいたポイントをきちんと押さえたら、素人の私でも、そこそこ形よく仕上がりました。子どもが拾ってきたドングリや、名前も知らない実、きれいな落ち葉…。完成したブーケを小さなブリキのバケツに入れてテーブルに飾っておいたら、「あ!プレゼントになってる!」と大喜びしてくれました。

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/48941

トップページ >08)12カ月のハンドメード >12カ月のハンドメード(7) ブーケ

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。