トップページ >07)アート >「しずおか連詩の会」創作の過程(下)

「しずおか連詩の会」創作の過程(下)

 「2014年しずおか連詩の会」。創作期間中に聞いた詩人たちのコメント紹介第3弾、最終回です。アットエスの「連詩ライブ」とともにお楽しみ下さい。(橋)

20141121webコラム.JPG
 

第30編→第31編

「前の詩で羽衣伝説が出てきた。『衣装フェチ』と書いたのは、物語の主人公の男のことです」(覚和歌子さん)

第30編→第31編

「『フェチ』という言葉から『病気』を導き出した。この語尾は、自分が普通にしゃべっているときの口調です。『病気』といっても否定的には捉えていません。自分を含めて、世の中の人はみんなどこか狂っている部分がある。『すてきな病気をお持ちですね』といった気持ちを込めました」(木下弦二さん)

第37編→第38編

「前の詩で覚さんが『連詩の神さま』を呼び出した。『あすの誰か』が、その神さまに当たります。ことし製作した(ドローイングなどの)『パラレル連詩』の風景を描きつつ、最後のあいさつをしました」(野村喜和夫さん)

第38編→第39編

「第38編の『すてきな落書き』を受けて、それを広げた形で最後の第40編につなげたかった。私にとっては、連詩全体が『すてきな落書き』のようなものだと気付きました。その上で、ほかにどんなものがあるかを考えました」(大岡亜紀さん)

第39編→第40編

「第39編の踊っている場面を受けて、その音楽が終わった後の舞台を描きました。『布』は終幕でもあり、幕開けにも使われるもの。三島の水を、集まった方々がそれぞれ持ち帰る、という流れです。これで終わりではないという気持ちを込めました」(東直子さん)
 

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/49099

トップページ >07)アート >「しずおか連詩の会」創作の過程(下)

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。