静岡新聞　文化生活部記者ブログ「くらしず」　紙面にプラス、こぼれ話いろいろ

　数々の名画に出演した俳優高倉健さんが亡くなり、国内外で悼む声がやみません。新聞各紙も大きく紙面を割き、突然の訃報への衝撃と映画界に残した功績を伝えています。２４日までの３連休、代表作に触れてみようとレンタル店を訪ねました。（宮）

　どの店も、一等地とも呼べる棚に特設コーナーを設けています。残念ながらと言うか、やはりと言うか、目当ての作品は軒並み貸し出し中。ここはじっと順番を待とうと思います。

　記者が訃報を聞いたのは取材中でした。取材相手の方が「（江利）チエミさんのそばへ行かれたのね」としみじみ話されたのが印象に残ります。男の美学を貫く姿にしびれたファンは、何と多かったことでしょう。テレビや雑誌を含めて特集を目にする機会が続きますが、人間味あふれる数々の逸話に胸が熱くなります。