トップページ >03)フード >静岡市清水区湯沢地区で「ソバ拾い」

静岡市清水区湯沢地区で「ソバ拾い」

 12月4日夕刊「旅食」面。「味わう文化財 しずおかの在来作物」の新シリーズが始まりました。今回の静岡市清水区、湯沢地区のソバは8番目のシリーズです。11月16日に行われた収穫を取材しました。この地域では「ソバ拾い」と言うそうです。(橋)

20141205web1.jpg

 

 記事中に出てきた大石家の土地を借りて、昨年からソバ作りに乗り出した高橋章夫さんは、アメーラトマトで知られる「高橋水耕」の代表取締役。口づてに湯沢のソバを知り、自分で育ててみたくなったそうです。

 自社の社員や大石さんの親戚筋とともに、使われていなかった畑を耕作して8月31日に種をまきました。

20141205web2.jpg

 収穫したソバは稲と同じように「はざ掛け」し、乾燥させます。雨が降ったらシートなどを掛けて対応します。

 2週間干したら棒でたたいて実を落としてさらに3~4日天日干し。その後、業者に製粉してもらいます。昔は餅つきとそばうちを同時にやっていたそう。大石宏美さんは「急いで作業をしても、毎年、年越しそばにやっと間に合うぐらいの時期になってしまう」と話していました。

 

 

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/49145

トップページ >03)フード >静岡市清水区湯沢地区で「ソバ拾い」

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。