シネマイーラ榎本雅之館主の「今年気になった映画」
11月9~11日に掲載した特別連載「選ぶを描く」。第2回に登場した映画館「シネマイーラ」(浜松市中区)の榎本雅之さんに、今年日本で公開された映画で目に付いたものを挙げてもらいました。(橋)
思いつくままにおっしゃったのはトラヴィス・ファイン監督の「チョコレートドーナツ」、呉美保監督の「そこのみにて光輝く」、そしてパスカル・プリッソン監督のドキュメンタリー「世界の果ての通学路」でした。
特に思い入れが深いのは「世界の果ての通学路」。シネマイーラでも多くのお客さんを集めたそうです。
「『学ぶ』って何だろう、ということを考えさせる映画。海外の子供たちを描いていますが、これは普遍的なテーマです。ついこの間まで、日本でも同じ風景があったわけですし。こういうドキュメンタリーが盛況だったことに対しては、高揚感がありますね。ミニシアターをやっていて良かった、と思える瞬間です」
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/49172