「親の家の片付け」こつは
17日夕刊で「親の家の片付け」について紹介しました。親が年を取ってくると、気力、体力が失われて、片付けに消極的になりがち。物が増えてきたなと思ったら、親子で取り組んでみてはどうでしょうか。(の)
そもそも親の家の片付けは本当にする必要があるのか。そこから疑問に感じ、富士在住の整理収納アドバイザー中田香苗さんに聞きました。「親ができるなら、親がやればいい。でも、親が自分でやれない、どうしていいのか分からないのなら子供が協力して」。
物が増えすぎると、安心・安全でなくなる(動線を確保できない)、その場が片付かずほこりがたまるなど体にもよくない、といった影響があります。良いところは、場が整理されると考え方や行動も変わる、物を触ることで五感が刺激される(ボケ防止にもつながる可能性)ーがあるそうです。親子の会話のきっかけにもなります。片付けしながら会話することは、お互いの人生にとってプラスになります。
誰でも不要なものは持っています。物にはそれぞれドラマがあります。「物は人そのもの」と中田さん。親の思いを尊重するのが第一。年末年始を機に、理想の暮らしを描いて、片付けしてみませんか。
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