コーヒーに懸ける女性
1日朝刊の正月版第3部(こち女)で、メキシコのフェアトレードコーヒー「マヤビニックコーヒー」を輸入販売する杉山世子さん(浜松市西区、「豆乃木」)を紹介しました。20歳で申し込んだ海外青年協力隊、最初は高校時代にソフトボールのピッチャーとして鍛えた腕を生かして応募したそうです。すらりと長身、スポーツ万能そうな杉山さん。アフリカを4カ国、28歳で大学に入学し、起業。そしてメキシコへ。途上国支援への思いを熱く語ってくれました。(岡)
国内でも海外でもコーヒー業界は男性中心社会とのこと。「その慣習に習うこともあれば、男の人って大変だなって客観的になる時もある。私自身は女性だって気にしてないことが多い。なんだかんだで、女性であることを『いいとこ取り』してるのかも」と話していました。インタビューをしていても、女性というよりは1人の社会起業家としての印象が強かったです。「今はメキシコだけど、いつかお世話になったアフリカへ恩返しがしたい」と何度もおっしゃっていました。
コーヒーは、チョコレートと並ぶフェアトレードの代表格。静岡市内でも各国の個性的なフェアトレードコーヒーを扱う店が数多くあります。その中で、杉山さんがメキシコのコーヒーをどう売り込んでいくか、応援していきたいと思っています。
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