ふじのくに地球環境史ミュージアムの新連載「標本万歳」
1月5日付「科学面」で、新連載が始まりました。ことし4月開設、来年3月開館予定の「ふじのくに地球環境史ミュージアム」に収蔵されている標本の数々を、一足先に紙面で見てもらおうという企画です。標本それ自体に命はありませんが、その形や色、採集地などからは、さまざまな事柄が読み取れます。「命の痕跡」が語りかけるストーリー。それが連載の主題です。4月いっぱいまで続きます。(橋)
ここでは、同ミュージアムについての概要をおさらいしておきましょう。
いくつかのポイントがあります。まず「初の県立自然科学系博物館」であること。全国で46番目の県立博物館だそうです。これで、県立博物館がない県は一つだけになりますね。どこでしょう。それは・・・愛知県です。
既存高校の校舎を活用していることも大きな特徴です。2013年3月に旧静岡市立商と合併し駿河総合高校となった、旧静岡南高校の空き校舎を改修しています。一説によれば、コストは新築の10分の1とか。
本ブログでは折に触れて改修の様子や、内覧会、研究員のトークなどを紹介してきました。それもこれも、たいていは今回の連載の打ち合わせの時の「余技」だったのですが、いま振り返ってみると、ミュージアムが徐々に形作られていく過程を描いたドキュメンタリーのように・・・見えるような気もします。
あらためて新聞に掲載された記事と一緒にアーカイブ化しておきます。
▼2014年7月31日に資料運び込みの様子を取材した際のリポート。まだまだ「教室」の雰囲気が色濃く残っています。
http://www.at-s.com/news/detail/1124307198.html
http://www.at-s.com/blogs/kurashizu/2014/08/post_414.html
http://www.at-s.com/blogs/kurashizu/2014/08/post_417.html
http://www.at-s.com/blogs/kurashizu/2014/08/post_418.html
▼2014年10月27日、七間町で開かれた研究員のトークイベントのリポート。
http://www.at-s.com/news/detail/1174136769.html
http://www.at-s.com/blogs/kurashizu/2014/10/post_508.html
▼2014年12月13日に行われた初の市民見学会の様子。
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