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国内産を丹精込めて 奥和の干物

 12日朝刊の食の連載「地の味人の味」は、沼津市の干物づくりを紹介。明治初期創業の老舗「奥和」の工場内には、沼津市が日本一の生産量を誇るアジをはじめ、ホッケ、キンメなどさまざまな魚の開きが並びます。(宮)

くらし干物①.jpg

 国内産の魚を仕入れ、零下35度で冷凍。解凍には海水を使い、魚本来のうま味を残します。

くらし干物②.jpg

 従業員の皆さんが1匹1匹、手作業で開きます。アジは腹開き、サンマやカマスは背開き。包丁の入れ方は魚の形によって、また地域によって異なるといいます。

くらし干物③.jpg

 保存性を持たせるために、30年間つぎ足している塩汁(しょしる)に漬けます。漬け込むたびに、にがりを含む沖縄の真塩を加えます。ここから酸化防止剤を添加する商品が増えていますが、奥和では無添加を貫きます。

くらし干物④.jpg

 朝の食卓をごくシンプルに飾るさまざまな開き。奥和では、アンテナショップ「和助」を開設するなど、伝統的な和食文化の発信にも取り組んでいます。

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