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京都冬の旅、取材こぼれ話(上)

 1月15日夕刊の「旅食」面は、京都市内を定期観光バスで巡る「京の冬の旅」。今年は「琳派400年」がテーマです。紙面には掲載できなかった見どころを、こちらで紹介します。(橋)

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 京都の市街地北部、京都御所の北西に位置する本法寺は、琳派の代表的な作家、本阿弥光悦の菩提寺です。こちらは光悦作の「巴の庭」。過去、現在、未来を象徴する築山が配されています。

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 長谷川等伯が活動の拠点とした同寺。2階建ての宝物館には、吹き抜け部分を使って、等伯作の大きな曼荼羅が。絵の中には等伯自身も描かれています。

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紙面でも紹介した光悦作の「花唐草螺鈿経箱」。夜光貝の美しい色が目を引きます。

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 尾形光琳作と伝わる「春日蒔絵卓」。仏や菩薩を供養するための香や花を置く台です。

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 本法寺から徒歩数分の距離にある妙顕寺。「光琳曲水の庭」は、琳派の代表的な絵師で、同寺の檀信徒でもあった尾形光琳の屏風絵をもとにして作られました。

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 こちらは庫裏と書院の間に置かれた「孟宗竹林の坪庭」。五角形をしています。某コーヒー会社のCMでも使われました。

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 宝物館では光琳が描いた「寿老松竹梅三幅対」(写真手前)や、「江戸琳派の祖」とされる酒井抱一の「観世音菩薩像」などが見られます。

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