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名調子で送る偉人伝 SPAC俳優が「動読」

 県舞台芸術センター(SPAC)の俳優で、現在スイスに住む奥野晃士さんが、所作を交えながら物語を朗読する「動読(どうどく)」の活動を続けています。一時帰国した今月、静岡ゆかりの偉人シリーズ「ふじのくに歴史演談ツアー」を県内各地で開きました。(宮)

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 弁士と客席が近く、会場は寄席のような雰囲気。着物姿で登場した奥野さんが、三味線の演奏に合わせて台本を読み始めます。題材は牧之原の開墾に尽力した中条景昭や大草高重らが軸。さらに会場によって、下田の芸者を世に紹介した村松春水、坂本龍馬を斬った後に島田初倉に住んだ今井信郎、岡部宿で名裁定を下した松岡萬など。明治初期を生きた偉人の胸がすくような活躍を、調子をつけながら語りました。

 奥野さんは今後も、スイスと日本を行き来しながら動読などのワークショップを開くそうです。

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