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世界の「星座切手」一堂に

 1月27日に続き、函南町の月光天文台の話題です。取材を終えて立ち去ろうとしたときに、壁になにやら飾られているのに気付きました。研究員の方にお聞きすると「切手ですよ」。同天文台のコレクション、壮観でした。(橋)

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 展示は「88星座物語」と銘打たれています。22カ国301枚の黄道12星座の切手、27カ国213枚の星座切手が出品されています。

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 インド、イスラエル、カナダなど、普段私たちが目にすることのない国の切手がほとんど。古いものは1960年代に発行されています。写実的に描かれたもの、必要最小限の線と面で構成されたもの、それぞれにお国柄が感じられます。全体的に鮮烈なものが多く、目を奪われます。

 現在の星座はメソポタミアで作られたものが主に受け継がれており、ギリシア神話と深く結びついています。1928年に国際天文学連合(IAU)が整理・統合しました。

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 各国の切手を見ると、人種や国は違っても星座は基本的に共通であることにあらためて気付かされます。世界中が同じイメージ、同じ物語を共有していることに、ロマンを感じました。

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