オイルを楽しむ(ココナツ編)
29日夕刊「くらしプレミアム」で紹介した「オイルを楽しむ」特集、ココナツ編です。浜松でココナツの輸入卸を手がける永吉真弓さん(SUNSHINE VERDE ISLAND)が現在、フィリピンに滞在中です。現地の様子を送ってくださった数枚をご紹介します。(岡)
澄み渡る青い空、ココナツの実がなるやしの木がそびえ立っています。ここがやしの木畑。画面右下をよく見ると、斜めに伸びる長~い棒が。わかりますか?この棒で実をたたき落とすそうです。
下の写真は収穫した実。
ココナツは、現地の人々の暮らしに溶け込む、なじみ深いものだそうです。日本で言う大豆のような存在でしょうか。
果肉を絞ってオイルを抽出したり、果肉そのものをナタデ・ココに。カレーに合うココナツミルクも取れます。シュガーはやしの木の花から抽出、精製するそうです。実の皮は器に。「ココナツは捨てるところがありません」とのこと。村人たちが手作業で行う収穫風景をご覧になった永吉さんは「人間が自然と共存する本来の姿を感じる」とおっしゃっていました。
永吉さんが扱うココナツオイル、シュガー、シロップは無農薬です。フィリピン政府の認定も受けているそうです。村人が昔から作り続けてきた味に思いを寄せながら、味わいたいと思います。
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