無数の「くじ引きドローイング」
2月3日に、静岡市内6会場で始まったアートイベント「めぐるりアート」。初日は静岡県立美術館に取材に行きましたが、今日は「アートスペースボタニカ」(静岡市葵区)をのぞきました。乾久子さん提唱の「くじ引きドローイング」のワークショップで生み出された無数の作品が壁を飾っています。(橋)
その数は・・・とても数えられません。おそらく1000は超えているのではないでしょうか。ワークショップは2008年に「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」(掛川市)で開かれたものが最初。会場には、このときから現在までの「作品」がランダムに貼られています。
くじを引き、出た言葉を絵にする。絵にしたらくじに何か言葉を書いて箱に入れる。たったこれだけのルールで、無数のイメージが生まれます。
筆者が気に入った「傑作」をいくつか紹介しましょう。
「言葉」の作り手と、「絵」の作り手が、まったく違う人間であることで、奇妙な「ズレ」が生まれるのが興味深いところ。
15日午後1時から、今回展2回目のワークショップが開かれます。興味のある方は静岡大学アートマネジメント事務局〈電054(238)4876〉へ。
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