12カ月のハンドメード(11)ネックストラップ
昨年4月にスタートした「12カ月のハンドメード」は、今回で11回目。間もなく、季節が一巡しようとしています。今回は、余った毛糸を使った「ネックストラップ」のアレンジを、谷津倉千香子さんに教えていただきました。実は、取材時に谷津倉さんから、とてもかわいいハンドメードのお土産をいただきました。作り方も教わったので、このスペースを借りて紹介させていただきます。(長)
一つ目は、麦わらを切ってつないで作るオーナメント「ストロースター」。複雑そうに見えますが、市販のキットを使えばとても簡単に作ることができるそう。ストロー(麦わら)を規則に従ってホルダーに並べ、糸を掛けていくだけなのだそうです。(リリアンのようなイメージでしょうか・・・?)赤や緑、黄色などカラフルなストローを組み合わせたものをいただきました。クリスマスの時期などに飾りたくなる雰囲気です。
もう一つは、ハンドメード好きにはなじみ深い、くるみボタンを使ったヘアゴム。谷津倉さんは、クロスステッチ用の布に、自分でステッチを施してボタンをくるんでいます。刺繍糸の色の組み合わせがとてもきれいで、使うのがもったいなくなってしまいます。
専門学校卒業後、一時は洋裁を仕事にしていたこともある谷津倉さん。どの作品も、緻密で丁寧な仕上がりです。現在はイベントへの出展は少しお休みし、家族や友人など、大切な人たちへの贈りものを作っているそう。手作りするときに気を付けていることを尋ねると、「壊れないように、雑さが出ないように、使い手をイメージしながら」と、迷うことなく答えてくださいました。どんなに小さなものでも妥協しない、凛とした姿が印象的な作り手さんでした。
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