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藤枝市瀬戸谷地区の白菜漬け

 木曜夕刊連載「味わう文化財 しずおかの在来作物」、第10シリーズが終了しました。藤枝市瀬戸谷地区のニンニクは、記事にも書きましたが、同地伝来の白菜漬けに不可欠です。シンプルですが癖になる味わい。阿井幸枝さん宅で「昨日仕込んだばかり」という「浅漬け」を試食しましたが、取材を忘れるほど箸がすすみました。(橋)

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 毎年、年の瀬に漬け込みます。かつては白菜を40株ほど使い、高さ80センチほどもある杉おけがいっぱいになるほどだったといいます。

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 倉庫には当時使っていたおけが保管されていました。

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 畑に植えられたニンニクは今、大きくなる準備をしているところ。引き抜いていただきましたが、まだそれほど膨らんでいません。

 「昔から伝えられていることをやっているだけ」という阿井さん。シンプルな生活こそ、在来作物の種が受け継がれる要因であることが理解できました。

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