12カ月のハンドメード(12)
今年度最後の「ハンドメード」になりました。整理整頓をする季節にぴったりの紙袋の作り方を紹介しています。紙面では詳しく紹介できませんでしたが、取っ手をつける場合の詳しい作り方も取材してきました。(長)
今回、登場してくださった青木さんは、この袋の作り方を友人から教わったそうです。のりやセロテープがなくてもきっちり袋の形になり、大好きな雑誌や広告紙をかわいくアレンジできるので気に入っているといいます。青木さん自身は、普段は雑貨や洋服などを手作りしているため、イベントなどで商品をラッピングするときに用いたりするそうです。
取っ手をつける場合は、下の図のように紙を細く丸めて取り付けます(これは新聞紙を使った場合の参考サイズです。広告や雑誌を使う場合は、作る袋の大きさに合わせてサイズを調整してみてください)。簡単に作りたい場合は、パンチで穴をあけて紐を通すのをお薦めします。
※画像をクリックすると拡大できます
この1年間、いろいろな作り手を紹介してきました。ほとんどの方が、専業主婦をしています。日中は家事や育児に忙しく、子どもを寝かしつけた後のわずかな時間を使って作業をしていると聞きました。
毎日そんな時間が持てるわけではないでしょう。時間は限られている。予算も限られている。それでも、自分の大好きな素材を詰め込んで、大好きな人たちのために、大好きなモノづくりをする。毎回見せていただく作品は、そんな作り手たちのきらめきとが溢れやさしさがあふれていました。
今後も、このコーナーには県内の作り手がたくさん登場してくれる予定です。暮らしを愛おしみ、楽しむ心を、たくさん学んでいきたいと思っています。
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