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認知症サポーター

 25日夕刊で認知症サポーター講座について書きました。新聞紙面でも講座が開かれたことは紹介されていますが、サポーターっていったい何を学んで、何ができるの?。内容をもっと詳しく知りたいと思ったのが取材のきっかけでした。(の)

 サポ.jpgのサムネール画像

 記者が受けた講座は、介護事業所の所長さんが講師でした。ご自身の経験を交えながら、講座を進めました。認知症の方に対する望ましい対応は、DVDを見ながらケースごとに考えました。ごみの分別ができていない、支払いにまごつく。そんなシーンが出てきました。優しい態度で、分かりやすく伝える。これが基本ですが、そんな場面に出合ったとき、「もしからしたら認知症かもしれない」。そういう発想をすることが、サポーターに求められていると思います。

 

 テキストを使い、脳の仕組みや症状なども学びました。「もの盗られ妄想」「排泄の失敗」「徘徊」など、いくつかの症状についての対応もテキストには掲載されています。知識はもちろん大切ですが、優しく見守る姿勢を持つことが大事ではないかと思います。この講座を受けたからといって、すぐに介護ができるわけではありません。心構えを持ち、適切な対応をすること。この高齢社会において、サポーターが増えて、地域で緩やかに見守ることができれば。そんなことを考えました。

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