トップページ >07)アート >鮮やか巴水ブルー 駿博で回顧展
静岡市駿河区の駿府博物館で、大正・昭和の人気版画家、川瀬巴水(はすい)の回顧展が始まりました。名所や温泉地の風景を情緒たっぷりに表現し、見るほどに旅情を誘います。(宮)
しばらく眺めて気付くのが、多くの作品に見られる印象的な青色。「巴水ブルー」と呼ばれる鮮やかな色調は、空や海をはじめ、川、水たまり、夜の闇などさまざまなシーンに登場します。
澄んだ水色は水面を渡る風を感じさせ、深い藍色は山肌や屋根瓦の質感に重みを与えています。美しい日本的な風景を、より清々しく見せるための視点がうかがえます。
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