思わぬ出合い「缶詰記念館」
取材をしていると、思わぬところで思わぬものに出合うことがあります。今回は「缶詰記念館」に立ち寄ることになりました。さて、この記念館、一体どこにあるか、ご存知ですか。(の)
缶詰記念館は、静岡市清水区のフェルケール博物館の裏にあります。学芸員さんに「見ていってください」と言われて初めて、その存在に気が付きました。まずはなんと言っても昭和レトロな薄ピンク色の建物外観が目を引きます。それもそのはず、昭和5年に初めて缶詰を輸出した清水食品の創立当時の社屋だそうです。
中には缶詰のラベルがずらり。そのレトロさが逆に新鮮です。マグロのはねる絵柄など、今では見られない貴重な「作品」が並びます。缶詰に書かれたアルファベットの秘密も明かされています。
時間がなくてじっくり見られなかったのが残念。「交通」という意味のドイツ語を冠したフェルケール博物館も、迫力ある船の模型や清水港の歴史など見どころ満載。企画展「静岡の幕末維新と下田の開港」も19日までやっていますので、足を運んでみてください。
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