吹き出し型ブローチ

 16日夕刊の「12カ月のハンドメード」では「吹き出し型ブローチ」を紹介しました。デザイナー土屋美弥さんに作るときのこつを教えてもらいました。(の)

ブローチ.JPG

 陶芸粘土を使ったブローチは、その質感が魅力です。紙粘土でも作れますが、ブローチの縁から毛羽が出たようになる場合があります。上の写真ではドット柄の作品が紙粘土製です。

 厚さ3ミリほどの本を離して置き、その間に粘土を置いて伸ばすのは厚みを均一にするため。「なるほど」ですね。

ラップ芯で伸ばす.JPG

 

 ブローチピンを付ける際、土屋さんは「グルーガン」というものを使っていました。ピンが取れないよう、布を張って補強していました。

ブローチピンつけ.JPG

 さて、紙粘土製ブローチのドット柄はどうやってつけたの??? 「大根おろし器の上からカラースプレーをかけた」そうです。そんなやり方があるんですね!ほかにも、絵の具を含んだ筆を、ざるの中で動かすと、スプレーのような質感が出ます。作家さんのアイデアってすごいです。

 土屋さんは洋服も作っていて、作品はつばめ雑貨店(静岡市葵区池ケ谷)においています。ほかの作家さんの素敵な雑貨もたくさんあって、目移りしてしまいました。

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