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多様性の価値を伝える せかい演劇祭開幕

 いよいよゴールデンウイーク。静岡では「ふじのくに←→せかい演劇祭」が開幕しました。県舞台芸術センター(SPAC)の新作をはじめ、フランスやベルギー、レバノンなど6カ国の9作品を上演します。静岡芸術劇場での開幕式は、川勝平太知事や宮城聰芸術総監督らがテープカットで祝いました。(宮)

くらし演劇祭開幕①.JPG

 川勝知事は、SPACが昨年、世界の檜舞台アビニョン演劇祭に招待された栄誉を紹介し「静岡は演劇の都として知られるようになった」と誇らしげにあいさつしました。宮城監督は、戦前のドイツを舞台にした開幕作品「メフィストと呼ばれた男」に触れ「排外的な空気を醸し出している様子は、今の日本と似ている。そんな時、芸術は微力ながら、多様性の価値、楽しさ、力を伝えてくれる」と開催の意味を語りました。

くらし演劇祭開幕②.JPG

 今年は「空気を読まない」を掲げ、空気や時流に流されない作品がそろいました。さてどんな価値観に触れることができるでしょうか。演劇祭は5月6日まで。

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