遊ぶダンスレッスン 振付家ニヤカムさん
静岡と縁のあるカメルーンの振付家がいます。フランスを拠点に活動するメルラン・ニヤカムさん。県舞台芸術センター(SPAC)と中高生の舞台芸術プロジェクト「スパカンファン」で指導役を務めています。静岡で公開ワークショップを開き、ユニークなレッスンで参加者を楽しませました。(宮)
横一列に並んだ参加者が、ニヤカムさんと向き合います。ニヤカムさんと鏡写しの動きをする「ミラーゲーム」。ただし、まねをするのは手だけです。
手を振ったり頭に乗せたりする動きには素早い反応。ところがニヤカムさんがジャンプや足踏みを織り交ぜると、ついついつられてしまい、だんだん混乱してきます。
この他に、ティッシュをふわっと飛ばして、頭や肩、腰、足の裏などで自由に受け止めるゲームも提案しました。カメルーン国立バレエ団で主席ダンサーまで上り詰めたニヤカムさんは「ダンスで大事なのは遊ぶこと」と呼び掛けました。
ニヤカムさんは5月23、24日、清水マリンパークで新作「ダンシング・アフリカ」を上演します。
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