21世紀建築「掛川中央図書館」
4日付朝刊「21世紀建築」では掛川市立中央図書館を取り上げました。木組みの天井、平屋建ての寄せ棟形状の屋根など見所がたくさんありますが、それ以上に居心地がいいのが何よりの特徴です。(の)
館内に入ると、明るい色目の木材が出迎えてくれます。左手側にはホールが、右手側は階下への階段。まっすぐ進むと閲覧室につながります。取材日はホールで展示をしていました。
では、地下に何があるかというと、飲食スペースです。地下ですが、外はサンクンガーデンで、大きな窓から光が差し込みます。
1階閲覧室は中央にカウンターを配置したドーナツ型です。利用しやすく、職員にとっても館内を見渡せるレイアウトになっています。読書席はソファ、畳、机といくつか種類があります。この写真は人がいないのを狙って撮ったのですが、撮影までにどれだけ時間がかかったことか・・・。それだけ利用者が多いのです。
窓から天井から自然光がふんだんに取り込まれ、とても明るい。畳席に人がいなくなるのを待つ間、雑誌を読んでいると次から次へと人が来ました。朝も開館時間から利用者が訪れていました。こんなに図書館って使われているの??と驚きでした。読書利用だけでなく読み聞かせなどのイベントにも使われ、人が集まる生涯学習都市の拠点というものを実感しました。
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