客席から360度 SPAC公演の舞台
静岡市の駿府城公園に姿を現したリング。県舞台芸術センター(SPAC)が15日から上演する「マハーバーラタ~ナラ王の冒険~」のために設置したステージです。5月12日朝刊では、本社小型無線ヘリ「イーグル」から撮影した写真を紹介しました。(宮)
客席をぐるりと囲むステージの上を、俳優が動き回ります。客席の背後も使って、長い絵巻物をスクロールするような舞台。
宮城聰芸術総監督が決めた「正面」には、公園内の木立や県庁ビルが借景として映ります。ステージ正面の下には、打楽器の演奏ブースがあります。
昨年7月、フランスで開かれたアビニョン演劇祭に招待された同作。輪型舞台は、伝説の会場として知られるブルボン石切り場に持ち込むために考案されました。さて駿府城公園ではどんな伝説が生まれるでしょうか。公演は17日まで3日間、各日とも午後7時から。
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