見ごたえある「アーブル美術館の大贋作展Ⅱ」
本日14日夕刊くらし面の「とんがりエンタ」で、静岡市内の小学生兄妹、藤原天馬君と心海さんが描いた「アーブル美術館の大贋作展Ⅱ」を紹介しました。西洋の名画や著名人の肖像、映画ポスターなど、誰もが知ってる、見たことがある人物が壁一面に並んでいます。人物の表情をうまくとらえる小学生の視点に驚き、さらには、50音のカルタの解説に何度もくすりとしました。(岡)
いくつかご紹介します。まず、オードリー・ヘップバーンの映画「ティファニーで朝食を」はこのように。人物の姿もさることながら、この鮮やかな色彩をアクリルでつくり出すのが天馬君の特徴だそうです。そして、右下にある小さな作品は心海さんの消しごむはんこの作品。同じ兄妹でも切り取る視点の違いがあります。
次に、奈良美智がよく描くアノ女の子。つんとした表情なのに、どこか気持ちが和らぎます。
天馬君が描くのはダンボールだけではありません。個性の表出。ずっと描き込んでいく姿を想像できました。
彼らは毎晩、夕食後に創作しています。その数900数。地道な積み重ねがこの先、どう展開していくのか、とても楽しみです。大贋作展は静岡市駿河区のD&DEPARTMENTで6月5日まで、開かれています。
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