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「人間交差点」

  「頂-ITADAKI-2015」を取材しました。ステージ評は16日付「情熱細胞」にたくさんの写真付き(360度カメラで撮影した写真もARで掲載予定です)で特集予定なので、そちらをご覧いただくとして、今回はフェスの持つ楽しさについて、いささか個人的な感想を書きたいと思います。(小)

 

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 2日間の取材であらためて感じたのは、1万人以上の人が同じ場にいて同じ音楽を聴くことで生じる非日常的なコミュニケーションの不思議さです。あっちのステージやこっちのステージを行ったり来たり、テントに戻ったりご飯を買ったりトイレに行ったり、コップをリユースしたり、知らない人や知っている人が(ときには何度も)すれ違い、ちょっとした交流が生まれます。自分は、昔トルコ旅行に一緒に行った友人に5年ぶりに偶然再会しました。そして音楽を聴いてダンスする。

 「今日のこの場は大勢の人が偶然集まった結節点みたいなもの」ということを宇多丸さんが「グラキャビ」前のMCで話していました。まさにライムスターの新曲「人間交差点」のような2日間でした。  

 初めて2日間丸々フェス会場にいたからこそなのかもしれませんが、キャンドルステージ上空を、静岡空港に着陸する飛行機がゆっくり通過していくのを眺めながら、そんなことを思った次第です。

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