モスクワに静岡アピール SPAC公演
県舞台芸術センター(SPAC)が、人気作「マハーバーラタ~ナラ王の冒険~」をロシアで公演中です。モスクワで開かれている世界的な演劇の祭典「チェーホフ国際演劇祭」への参加は今回で4作目。昨年のフランス公演に続き、世界の演劇人から評価を獲得する大舞台になります。(宮)
初日を翌日に控え、ぎりぎりまで静岡で仕事をしていた宮城聰監督。「モスクワは日本の近代劇の淵源。静岡が日本の演劇のメッカだと伝えたい」と抱負を語っていました。モスクワはかつて最先端の文化芸術を発信し、現在も優れた演出家を育てる演劇の都。今回、演劇やダンスなど19作品が繰り広げられます。
マハーバーラタは5月、静岡市の駿府城公園でも野外公演が行われ、直径30メートルの輪型の舞台が観客席を囲みました。今回は歴史あるモソビエト劇場で、額縁型の舞台で旧式の演出となります。ロシア公演は3日まで。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/50068