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和で味わう旬の魚

 6月29日夕刊で「和で味わう旬の魚」と題した連載を始めました。ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」ですが、敷居が高いイメージがあります。和食の技を取り入れて調理し、少しでも親しむ機会を持ってほしい。海の幸に恵まれた静岡らしく魚を味わってもらえれば。そんな思いを込めて、料理研究家の本田淑美さんと練った企画が記事になりました。(の)

 

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 今回は「カツオのたたき 香りだしポン酢掛け」でした。カツオのたたきといえば、藁で焼くものと思っていませんか。それがフライパンで1面30秒ずつ焼いて作るんです。試食すると、おいしくて一切れでは止まりませんでした。作り方は単純ですが、時短料理を目指しているのではありません。主に20~60代くらいの単身者も、子供のいる家庭の方も、高齢者も、時間のある時にほんの少し手間をかけて「作ってみようかな」と思える料理を目指しました。

 

 「和食の技」は「尺塩(しゃくじお)」といって、30センチ(1尺)の高さから均一になるよう塩を振るものです。毎回一つずつ、和食の技を掲載していきます。 


 おすすめの副菜を紹介しているのもポイントです。今回の「炒めナスのみそ汁」は、旬のナスを味わってほしいのと、野菜不足の時はみそ汁の具を野菜にしてバランスよく食べましょう、と考案されました。実際に作ってみましたが、炒めることでナスの色がみそ汁ににじみ出ることもなくなり、相性のよい油とあいまっておいしくなります。本田さんのファンだけでなく、多くの人に試してもらえればと思います。

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