トップページ >03)フード >素材や製法、時代と共に 六軒京本舗のしそ巻き

素材や製法、時代と共に 六軒京本舗のしそ巻き

 7月27日の「地の味人の味」は、幕末からしそ巻きを作っている「六軒京本舗」を訪ねました。浜松市東区の東海道沿いに立つ店舗兼製造所。その姿が歴史を語ります。(宮)

くらししそ巻き①.JPG

 武者小路実篤が揮毫したという「六軒京」の書に、まず驚きます。先代が文化方面に明るく、縁があったとのこと。

くらししそ巻き②.JPG

 シソの葉でみそを包むしそ巻き。米糀を多く使ったみそを、唐辛子や砂糖を加えながら混ぜ込みます。

くらししそ巻き③.JPG

 大葉にくるんで揚げる青しそ巻きをはじめ、ゆばで包んだり、ピーナツを入れたり、古くからの製法で焼き上げたりする商品も。作業場には、小型のしそ巻きを作っていたころの窯が残ります。

くらししそ巻き④.JPG

 5代目の鈴木重彦さんは「時代とともに人の嗜好は変わる。常に今の人に受け入れられる味を」と話します。口当たりや甘辛加減は、年配者にも若者にも好まれています。

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/50151

トップページ >03)フード >素材や製法、時代と共に 六軒京本舗のしそ巻き

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。