和で味わう旬の魚「イカの漁師風炒め」
27日夕刊で「和で味わう旬の魚」シリーズ第2回「イカの漁師風炒め」のレシピを紹介しました。酒飲みにはたまらない一品が、自分でも作れるとは・・・。もちろん、おかずにもぴったりです。静岡市の料理研究家、本田淑美さんに教わりました。(の)
生のイカをさばいたこと、ありますか? 初めて挑戦したとき、イカの皮をむくのにとても苦労し、手や指が痛くなった記憶があります。今回のレシピ、皮はむかないんですか?と本田さんに聞いたところ、「漁師風っていうのはワイルドってことだから、むかなくても大丈夫!」。なんとも心強いお言葉です! イカを炒めて、半透明なうちにわたを交えた調味料を加えます。その「半透明」というのが、下の写真です。
炒めなくても、イカと調味料を混ぜてアルミホイルでくるみ、オーブントースターで10分ほど焼いてもいいそうです。副菜のお薦めはキュウリのしょうゆ漬け。本来は煮て冷ましてを何度か繰り返すそうですが、紙面では一番簡単な作り方を紹介しました。
今回の和食の技は「天盛り」で、上の写真のショウガ部分のことです。「まだ誰も手をつけていない料理」という意味合いがあります。このシリーズの取材、不得手な料理の勉強になるのもうれしいですが、やっぱり試食が楽しみです。毎度、箸が止まりません。みなさんも少し時間ができたら作ってみてくださいね。
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