夏休みは1日「里山」
静岡市のNPO法人しずおか環境教育研究会(エコエデュ)が今年から、小学生向けに夏休みプログラム「里山BASE」を日本平周辺で始めました。お盆休みもなく、平日は毎日、朝から夕方まで外で過ごします。タクシーによる送迎付きという試みが、共働き家庭のニーズをつかんでいるようです。(岡)
取材した日は猛暑日、さぞ暑いだろうと着替えも用意して行きました。しかし、お昼過ぎでも森は意外なほど涼しかったです。子どもたちは虫に刺されないよう、長袖長ズボン。それでも、元気よく、遊びを作り出していました。
こんな山道を登っていきます。
登った先は竹林のはらっぱ。
子どもたち自身で遊ぶルールを決めているそうです。自然を次々と遊びの道具に見立てていく子どもたちの力に驚きました。そして、それを見守り、極力手を出さない、口を挟まないスタッフの辛抱強さに頭が下がりました。危険も含め、自然体験のノウハウを熟知したプロならではの工夫もありました。
午後には、室内で宿題に取り組んで体をクールダウン。そしてまた外へ出掛けていきました。ひと夏を里山で過ごした経験は貴重な思い出になるでしょうね。
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