七間町このみる劇場
映画の町として知られてきた静岡市葵区七間町の雑居ビル3階に小劇場「七間町このみる劇場」がオープンしました。(小)
静岡市の演劇の一翼を担ってきた駅南の劇場兼稽古場「あとりえみるめ」の発展的移転です。引き続き運営を担う劇団渡辺の渡辺亮史代表は「『みるい芽』が成長し『木の実』として収穫できるように」という思いを劇場名に込めたそうです(ちなみにビル名は「イマココビル」)。渡辺代表は「今までは住宅街にあって、演劇好きな人が訪ねてくるという感じだったが、七間町は人が集まる場所。演劇に関心の無い人も訪れてもらうような劇場にしたい」と意気込んでいます。
紙面(13日夕刊「とんがりエンタ」)では書ききれなかったのですが、同じビルの2階では劇団メンバーがバーを営んでいます。加えて1階には静岡発のクラフトビールとして話題のアオイビールが飲めるビアパブが入っていたり、東向かいに人気のオルタナティブスペース「スノドカフェ」があったりします。「そこにいけば何かおもしろいことに出合える場」に周辺地域がなりつつあります。多用な文化の発信拠点としての発展に期待します。
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