信仰登山に人、人、人 中国・泰山
富士山の友好山、中国の泰山に登ってきました。世界遺産にもなっている雄大な山容に、古代からの旧跡が点在しています。10月22日の夕刊・旅食欄で紹介しました。(宮)
主峰1545メートル。富士登山ほどの装備は不要でしたが、麓から歩けば3~4時間はかかります。ここは7千段を超える石段が始まる地点。
登山道には土産物店が並び、疲れたら食べ物や飲み物もあちこちで買えます。軽装の観光客が多く、両手にパソコンとカメラの記者も違和感なし(と思いました)。
石段の幅が狭い急勾配。腰が折れてきた登山者を、てんびんを担いだ業者さんがスイスイとすり抜けていきます。
実は9合目付近までマイクロバスとロープウエーがあります。山頂付近でも余裕の顔が見られる大きな理由です。
山頂からの眺望も、石碑や磨崖がまず目に飛び込みます。孔子や李白、杜甫ら文人墨客が訪れ、歴代の皇帝によって崇められたというのもうなずけます。
今回は、静岡、山梨の自治体や観光関係者でつくる日本富士山協会の友好訪問団への同行取材でした。相互訪問を今後も続ける見通しとなっています。次は富士山の魅力を中国側に発信する番です。
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