双子の作曲家が快挙 向井響さんと航さん
静岡市出身の双子が快挙です。楽壇の登竜門、日本音楽コンクールの作曲部門で、桐朋学園大4年の向井響(ひびき)さんが1位に輝きました。双子の弟で東京芸術大4年の向井航(わたる)さんと一緒に本選に進んでいました。大学生が本選に進むことは珍しく、2人同時にというのは極めてまれ。双子ではというと、84回を数えるコンクールでも初めてのことです。(宮)
現役大学生として28年ぶりに優勝した響さん。2回の譜面審査と一流奏者による演奏を通じて、エントリーのあった61作品の頂点に立ちました。
受賞曲はバリトンを中心に、クラリネットやトランペット、コントラバス、打楽器、ピアノで演奏。旧約聖書に出てくるバベルの塔に着想を得て書いたと言います。
3歳からピアノと作曲を始めたという2人。今後の活躍に期待せずにはいられません。
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