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時空超える二つのドラマ 「海難1890」

 日本とトルコの友情を物語る両国の合作映画「海難1890」が全国公開されました。田中光敏監督のインタビューを12月8日夕刊シネマ面で紹介しています。(宮)

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 「火天の城」「利休にたずねよ」などで知られる田中監督。今回は、125年前に日本で難破したトルコ軍艦をめぐる救出劇を映像化しました。舞台となった和歌山県串本町の田嶋町長とは、学生時代の同窓という間柄だそう。

 映画は、名もなき村人たちがトルコの乗組員を助ける「海難事故編」がメーンストーリー。その後、1985年に時代を移した「邦人救出劇編」が続きます。こちらはイラン・イラク戦争時、空爆の現場に取り残された日本人にトルコの人々が手を差し伸べる、もう一つの救出劇です。

 大勢のエキストラが参加し、群衆の一体感を体現するシーンは演技の域を超える迫力。真心に満ちた先人への敬意と、撮影現場の士気の高さがうかがえる映画です。

  紙面の写真にスマホをかざすと、作品を紹介する監督の動画も見られます。

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