東独時代の映画上映 静岡でフェス
東ドイツ時代の映画を上映する「ドイツ映画文化発掘フェスティバル」が12月18日から3日間、静岡市葵区のサールナートホールで行われます。主催した実行委員は一般の市民たち。これまで各種文化イベントで縁を深め、今回の企画が浮上しました。(宮)
目玉となる「パウルとパウラの伝説」「嘘つきヤコブ」は、日本ではソフトの販売やレンタルがないという幻の作品。映像素材を用意や関連イベントの運営は大変な作業ですが、過去のイベントで知り合った大学教授や翻訳家たちの手を借りて、静岡での上映が実現することになりました。
両作は、社会主義の国で自由や表現を求めるというテーマが印象的。それだけ貴重な作品とも言えるでしょう。実行委員長の榊原幸弘さんは「静岡で上映できるこの機会にぜひ」と来場を呼び掛けています。
上映時間は日によって違いますが、18、19日は午後から夜まで、20日は午前と午後。上映の合間にトークショーを開くほか、会場ではクリスマスマーケットも予定されています。
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