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まるで工芸品 かめや本店の亀まんじゅう

 1月11日朝刊の「地の味人の味 食を継ぐ」は、御前崎市のかめや本店を訪ねました。縁起物の「元祖亀まんじゅう」は、アカウミガメの産卵地にちなんだ名物です。焼き上がったまんじゅうは工芸品のような美しさ。(宮)

くらし亀まんじゅう①.JPG

 たっぷりのあんを生地に包んで胴体を作ります。真ん中に包めばいいというわけではありません。火がよく通るように腹側を薄く、逆に甲羅側は厚くして模様を付けやすくします。重厚感も出ます。

くらし亀まんじゅう②.JPG

 細かな足や尾も、全て手作業で用意します。尖った頭に小豆の目。作り手によって表情も変わってきます。

くらし亀まんじゅう③.JPG

 窯で焼くこと十数分。出来たてを取り出すと、水飴や卵の蜜が焼けた甘い匂いに包まれます。「味は間違いない。見た目でもおいしさが伝わるように」という従業員さんの自負が詰まっています。

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