24日にミュージカル「お菓子放浪記」
戦中、戦後をたくましく生きる戦争孤児を描いたミュージカル「お菓子放浪記」が24日、沼津で上演されます。静岡市出身のノンフィクション作家、西村滋さんの実体験に基づく小説が原作。2年前に静岡などで公演がありましたが、戦後70年の年をまたいで県内再演となります。(宮)
出演するのは、西村さんの作品を手掛ける劇団「チーム・クレセント」の皆さん。後世に残すべきドラマを全国に届けたいという願いがあります。今回は西村さんがこの小説を執筆した沼津のほか、広島、愛知、三重を回るツアー。中学生を対象にした公演も組まれ、より明快な脚本にリニューアルしているようです。
シゲルが憧れるお菓子は平和や希望の象徴。戦争という重いテーマを扱いながら、時おり状況を忘れるようなワクワク感に包まれるのは、この作品ならではでしょう。
沼津公演は24日午後2時から、沼津市民文化センターで。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/55007