音楽舞台を細部まで
シンガー・ソングライター中島みゆきさんの音楽舞台の様子を映画館で上映する「橋の下のアルカディア 劇場版」。舞台上の見逃してしまいそうな細部まで大スクリーンで見せます。(宮)
中島さんは原作、脚本、音楽、作詞、作曲、演出、出演まで、舞台づくりのほぼすべてを手掛けています。その結果、美術や照明にも制作者としての意図が反映されたといいます。今回は、1989年から続く舞台シリーズ「夜会」の第18弾。
このシリーズを含めて中島さんを30年以上取材する音楽評論家の田家秀樹さんにお話をうかがうことができました。夜会ではいつも、常に新しい取り組みがあることに着目しているそうです。今回だと、全46曲のうち45曲が書き下ろし、そして2人の歌い手という共演者がいること。今までにない果敢な挑戦で来場者を驚かせます。田家さんは「制作者のテーマや思想が色濃く現れている舞台。大画面のアップで初めて気付くこともある」と話します。
「橋の下のアルカディア 劇場版」はMOVIX清水などで公開中。
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