天ぷら、かき揚げのこつ
29日夕刊「和で味わう旬の魚」シリーズで、「ブリの天ぷら」を紹介しました。ブリといえば、ブリ大根や照り焼きのイメージですが、天ぷらも合います!外はさっくり、中はふんわり。下味も付いているので、塩でさっぱりいただけます。紙面には載せられなかった「かき揚げ」について紹介します。(の)
副菜に使ったウド。皮は千切りにしてかき揚げに、穂先は天ぷらに活用できます。本田先生が伝授する「混ぜない天ぷら衣」も驚きでしたが、かき揚げも発見がいくつもありました。まずは、具の用意。ウドの皮4人分(60グラム)は水分を取って小麦粉小さじ2分の1をまぶします。ニンジンはウドの4分の1の量。ウドとニンジンを混ぜたら、衣を付けます。その時、衣の中に具を投入していませんか。「本当にこれでくっつくのかな?」というくらいの量の衣をスプーンですくってかけるのです。こうすると、余分な衣が付かず、軽く揚がります。下の写真を参考にしてください。
いよいよ揚げます。まず、滑りを良くするため、木べらを油に漬けてしまいます。木べらに具を乗せたら、木べらの一部を油に沈め、木べらを引きます。ここが大事です!箸で押して具を油の中に落とし入れるのではなく、木べらを引くんです。箸1本ですくってみて崩れないようなら、ひっくり返します。
手間はかかりますが、機会があればトライしてください!
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/55290