「みちくさ巡礼」
今週から月曜朝刊科学面で、連載コラム「みちくさ巡礼」が始まりました。サブタイトルは「たくましき雑草たち」。道ばたに生える草々の生息場所に合わせたサバイバル術について、静岡大農学部雑草学研究室の皆さんに解説していただきます。(小)
第1章では、静岡随一の繁華街「おまち」の片隅に咲く草花を訪ね歩いています。まだ寒さが残る2月上旬、自分も取材に同行したのですが、視線を落とし、目を凝らすと、すでにいろんな雑草があちこちから顔を出していました。初回に取り上げたスミレのように、日当たりの良い場所では花を咲かせている株さえありました。
記事でも解説されていますが、アリが種を運ぶスミレは、市街地の土のあるところにもよく生えるのだそうです。
大人になると「道草」する機会ってなかなかありませんよね。連載では、雑草の生態とともに、視点を変えることで普段見慣れた景色が違って見える楽しさを伝えられたらと思っています。あなたも、雑草とひとくくりにされる草花の、個性的な魅力に触れてみませんか?
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/55340